2020年1月10日、国立西洋美術館、企画展『日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』

心に残った美メモ
ラファエロの下絵に基づいて織られたタペストリーである『アナニアの死』『アテネにおける聖パウロの説教』が素晴らしい。とにかくでっかい。
戦利品
マルガリータテレサのクリアファイル
レポ日記
この日は実は、2時間ほど予定が空いたので上野の森美術館で開催中のゴッホ展に寄ろうかと思っていました。
が、行ってみてびっくり。1時間待ちの大行列…平日なのになぜ?と思いましたが、どうやら会期ギリギリだったようです。
そのため、少し歩いたところにある国立西洋美術館に浮気し、まだ会期のあるハプスブルク展に寄ることに。
こちらは並ばずに入れましたが、しかし中は結構な混雑です。ベビーカーは無理でした…せめて抱っこ紐でした…

会場に段差が多いのでエレベーターを駆使し、関係者用のカーテンを開けてもらいながら進まなければなりません。当然順路とは外れた動きになってしまうので、混雑の中人の流れをベビーカーでぶった切って歩くことに…大変恐縮でした…警備員の方が道を作ってくれますが本当に恐縮です。反省。
で、内容ですが、迷惑にならないよう焦っていてとてもじゃないですがじっくり見られませんでした。流石に有名どころの人物ばかりでササっと前を通っただけでもドーンと目を引くんですが、当然そういった作品の前はより一層混雑しているので逃げるように去るという…
そんな中でもマリーアントワネットの絵の荘厳さは圧巻でしたけどね。前を通り過ぎる時に圧を感じました。
他にも有名絵画が盛り沢山だったのに下準備不足・勉強不足が否めませんでした。誰が誰だかわからないような状態で行く企画展じゃなかったですね。悔しいです。
言い訳ですがゴッホ展を見る気持ちだったので印象派についてゴリゴリ知識を詰め込んでいった後だってこともあります。テンション的に時代が全然違うじゃん的な…そしてベビーカー…ああ…悔やまれます。
そして常設展の方にも寄ったんですが、こちらもロダンの彫刻に始まりモネの睡蓮で終わるという素晴らしい展示で、内容も濃く多く、なーんと全然時間が足りませんでした。本当に駆け抜けるように中を通り過ぎました。何をしに来たのやら…
いえいえ、反省ばかりではありません。企画展の会場がベビーカーに向かないこと、常設展の内容が濃くこれだけでもしっかり時間を取るべきだということ、学びました!
次回必ず実のある鑑賞にしてみせます!!!