2020年12月10日、根津美術館、『根津美術館の国宝・重要文化財』

根津美術館の国宝・重要文化財

心に残った美メモ

お目当ての尾形光琳筆『燕子花図屏風』です

戦利品

あまりに燕子花図屏風に感動しクリアファイルを買いました

燕子花図屏風クリアファイル(根津美術館ショップ)

レポ日記

根津美術館へ行ってまいりました!ほぼ1ヶ月と非常に短い会期の展示会ですし、目当ての燕子花図屏風に至っては2週間のみの展示。これはかならず予約を取らなければと思い予約開始日に即ポチ!

根津美術館は今年の初めにあった『対になる絵画展』以来の訪問です。この時、春になったら燕子花図屏風の展示があるからまたすぐ来るぜ!と思って楽しみにしていたのに憎きコロナのせいでなくなり…このまま今年は拝めないのかなと思っていたらなんと、コロナが落ち着いたタイミングで2週間だけ出してくれるって!季節じゃないのに!!ヤッタネ!!

ということでワクワクワクワクした状態で行ってまいりました。1歳3ヶ月となった娘は夫に見ていてもらっています。ベビーカーに乗っていたらほぼ無音の我が娘ですが、やっぱり美術館に連れて行くのは厳しいな~と。博物館とか海外の美術館なら全然いけると思うんだけどね。しばらくはお留守番してもらって考えます。

で、表参道駅ですよ。根津美術館に行くときくらいしか来ないんですが本当にオシャレエリアですねマジで…!高そうなブランドショップがずらり~~~。そして根津美術館の外観もしっかりハイソな街に馴染んでいます。入り口が素敵なんだ本当に。

根津美術館入り口

中に入ると、人はまあまあの入りでした。最初にショップがあるのでわりと混雑してるなーという印象でしたがそこがピークで、中に入っていくにつれ人はまばらに。国宝前は5,6人が常にいるけどそれ以外は1人で見られたりもするし、流動性もあるしで快適に回れました。

庭園の方もぱらぱら人はいますがソーシャルディスタンスはバッチリでした。春に燕子花が咲き誇る池は、寒空の下で寂しい感じに…。

燕子花の池

でも木々は紅葉の名残で風情があり良かったです。

根津美術館庭園

そして根津美術館の誇る国宝・重要文化財の数々を見ていきます。

と言っても私はそんなに詳しくないので、やはり目当てにしていた燕子花図屏風に吸い寄せられてしまいほとんどの時間この前にいたような気がします。

いやーーーーー素晴らしかった!!!とにかく美しい。金の圧すごい。ベタ塗りなのも凄い。今のデザイン観で見ても最先端というか全く古く感じさせないし唯一無二のオーラが凄い。

遠近感が強くついてるわけじゃないのに無限に広がってく燕子花を感じるし、かと思えば逆に眼前に迫ってくるような迫力も感じるし、そう感じるって事前知識があるから(あったかな?)そう感じるのかもしれないけどとにかくこれかー!!マジ!!すげー!!って感じでした。(馬鹿)

つーか屏風っていいよね!!!でっかくて、じゃばらになってるからこそ本物を見る価値があるというか…写真で見るのとは全然表情が違いますし、うろうろして角度をずらすとまた違った顔が見えてきます。

特に私は右横から見たときに、左の屏風の燕子花がジグザグじゃなくピシッと一直線に並ぶんですよ。それが凄く美しくて…この角度、誰か昔の偉い人が気に入ってたら嬉しいな…♡本来ここから見るものなんじゃないかと思うくらいでした。いやそんなはずはないんですが、180度近くどこから見ても美しく見えるというのは強みだなと改めて思いました。

下の画像でピンクの線を引いてるのが斜めになってるところですね。青い線のV字はどの角度から見てもV字ですが、切込みの深さが変わって見えるので見応えがあります。

屏風に大きなモチーフを描くのも魅力ある描き方ですが、そうするとどうしても絵としては角度によって歪みが出てしまうと思います。正面用というか。それが、燕子花は1つ1つが細かいので半分見えてなくても絵として全体のバランスが全く崩れないという利点がありますね。絶対それも計算して描いてるよね。天才か。天才だけど。

とまあ、感想はこんなところなんですが他は見てねーのかよ!?って感じなので…でもあんまり見てない…。こちらも国宝である那智瀧図も良かったです。てか状態がいいよね。素晴らしい。

「日本独自の自然観や信仰のあり方を示す」との解説で、うーん確かにと思いました。いや確かにってよくわかってないんだけど、実際私も見たら祈りたくなると思う。仏教も神道も全然わかんないけど祈りたくなる、その心が日本人に根付いた文化や宗教観なんじゃないかなとか…とにかくすげーなとか…思いました…。

あと、本『絵を見る技術』にて、人って線を目で追ってしまうものという話があったのを思い出しました。その性質を活かして画家は人々の目線を誘導し、絵の中に留めておこうと操作するわけですが(無意識にしろ)、それで言うとこの那智滝は強すぎますよね。一本ビーン!ですから。

部屋にある他の絵画よりまず真っ先に目を引きますし、この滝を上から下へ実際水が落ちるようにストーンと目で追ってしまいます。そして太くなるその線から水量を想像し圧倒され、岩にぶつかったときの飛沫を感じ、そしてやっと全体を眺めて上辺の山々や月に気付き、なんて完璧に調和のとれた絵なんだと感動するわけですねわかります。祈りたくなるのはこの完璧さもあるかもしれませんね、人は左右対称であるだとか完璧さを感じると背筋が伸びてしまうものなのかなあと。

あとは、『金剛界八十一尊曼荼羅』をはじめとした曼荼羅作品もいいなあと思いました。西洋美術でもタペストリーとか好きなんですが、曼荼羅も布に描かれていて大きくて圧倒されました。しかしいかんせん全然わからないんですよね…意味とか…歴史的意義とか…このあたりめちゃくちゃ不勉強だなと…。

説明は「金剛頂経が説く金剛界九会曼荼羅の中心をなす成身会のみを一図に表し、周囲の賢劫十六尊と四天王を併せ、八十一の諸尊で構成する曼荼羅」とあるんですがマジで1語句もわからずアカチャンみたいな顔しちゃいましたよ。うーん、わかるようになりたい。仏教の中の密教の話だと思うんですがね…夫方の実家は密教系だったはずなので理解したいという気持ちもありますし、いつかしっかり取り組みたいジャンルだと再認識しました!

と、そんな感じで今回はサラッと終わります!!またコロナで緊急事態宣言が出そうなので美術館はしばらくお預けかな…?寂しいですが、絵を描いたり知識を入れたりYouTube撮ったりしてステイホームを満喫します!アディオス!!

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